2011年11月28日月曜日

年をとると記憶力が悪くなる科学的な理由


                        昔より確実に記憶力が悪くなってきたと感じませんか?

昔より確実に記憶力が悪くなってきたと感じませんか?
年齢を重ねるごとに記憶力は悪くなっていくという事実...。年をとるとカギを置いた場所や車の駐車場所を以前より忘れやすくなる...ということは、誰もが知っていることです。この記憶力が悪くなるプロセスについて、神経科学者が研究し、発表しています。

ジョン・ホプキンス大学の神経科学者であるマイケル・ヤッサ氏によると、年齢を重ねるたびに記憶するのが大変になる理由は、年齢と共に海馬への経路が退化していくからだそうです。海馬は記憶が保管される場所なので、年齢を重ねるとともに脳が情報を処理して記憶するのが難しくなる、というのもうなずけます。

要するに、脳が情報で満杯になってしまっているわけではなく、年をとるごとに脳が情報を書き込み、保存する機能が弱くなっているのです。さらにヤッサ氏によると、こうした脳の機能の低下により、新しく記憶を書き込むよりも、もともと保存してある昔の記憶を思い出すほうが簡単になるため、年をとると昔の思い出を懐かしむようになるとのこと。

ヤッサ氏は、脳の経路をなおす方法は提案していませんが、この研究内容が将来アルツハイマー病の治療に役立つ可能性はあります。とはいえ、年齢とともに進む記憶力の低下をそのままにしておけばいいというわけではありません。ライフハッカーの過去記事で紹介した記憶力を高める方法を活用してみてください。


As Time Goes By, It gets Tougher to Just Remember This | Medical Xpress via Neatorama  

Photo by Sue Clark

Alan Henry(原文/訳:曽我美穂/ライフハッカー[日本版]
脳の経路が退化する理屈の方が今までの学説より納得しますね。

2011年11月21日月曜日

いつまでも眠り続ける奇病「眠り姫病」にかかった少女


「眠り姫」と言えば、魔女の呪いで100年間眠り続けたお姫様のお話だ。王子様が現れることによりお姫様は目を覚ますのだが、実際にこのような病気が存在するをご存知だろうか。
一度眠ると1日どころか最長で6カ月眠り続ける病気にかかった少女がいるとイギリスで報じられた。
長期間眠り続ける病気「眠り姫病」こと「クラインレビン症候群」にかかってしまったのはイギリスに在住のベサニー・ローズ・グーディアさん(18才)だ。
彼女は元々大学で心理学と社会学を専攻する活発な女の子だった。だが、昨年の11月のある日を境にほぼ丸一日眠るようになってしまった。
家族は最初はベサニーさんが怠けていると思っていたそうだが、彼女が起きてくるのは食事とトイレ1、2時間のみ。目はとてもうつろで反応もない。話し方やふるまいが幼児のようになり、起きて来るときもゾンビのような歩き方をするようになったそうだ。
さすがにおかしいと思った家族がベサニーさんを病院に連れて行ったところ、クラインレビン症候群にかかっていることがわかったそうだ。この病気は世界でも症例が1000例ほどしかない奇病である。
結局、彼女は2010年11月から2011年5月まで約6カ月間眠り続けた。誕生日もクリスマスもお正月も眠り続けていたそうだ。もちろん発症して以来大学にもほとんど行けず、結局中退せざるを得なかった。彼女は眠っている間に様々なものを失ってしまった。
ベサニーさんが眠っている間家族と恋人のアダムさんが交代で24時間看病しているそうだ。アダムさんは「付き合い初めて3カ月で彼女は病気になってしまった。そのときは独りぼっちになってしまったようで、本当に怖かった」と語る。眠り始めて6カ月後ベサニーさんが目を覚ましたときは、家族と手をとりあって喜んだそうだ。
ベサニーさんによると「私の時間は眠り始めた日で止まっているの。この半年間のことは何も覚えていないのよ。ぼんやりとした印象はあるんだけど夢と現実の境もわからない」とのことである。目を覚ました10日後、ベサニーさんはまた眠りに落ちていった。
アダムさんは「付き合って15カ月経つけど、そのうち9カ月間彼女は眠っているんだ。でもだからといって僕は彼女から離れたりしない。むしろ病気が僕たちをより強く結びつけてくれた気さえする。この先どうなるかはわからないけれど、僕は彼女が良くなることを信じている」と、今後も辛抱強くベサニーさんを看病していくつもりだという。
クラインレビン症候群は自然に治ることもあるそうだ。治療には薬物療法などが用いられるが確立された治療方法はないそうだ。彼女の病が少しでも良くなることを願わずにはいられない。
参照元: 新浪新聞(中国語)

睡眠に関する病は、まだまだ奥が深いと感じる1例です。

2011年11月10日木曜日

Improvisation Performance

Dance×Guitar
「隣人」-Neighbor-

    
Improvisation Performance  
インプロビゼーションパフォーマンス

                
身体からはじまるのか・音からはじまるのか・共鳴しあうのか・反発するのか
または、永遠に繰り返されるのか

隣人とは、となりに住む人。となり近所の人。または自分のまわりにいる人、近くにいながらその人の動きは自分と同調するわけでもなく自由に存在している。
12月3日(土)
15:00/18:00 開演
会場 : site (恵比寿)
http://www.site-ebisu.com/map.html
チケット 
前売 ¥2800 当日¥3000  

御予約・お問合せ
share11project@gmail.com
http://yukari-ota.jimdo.com/               

○ディレクション 
   太田ゆかり
○音楽コンセプト 
   TAMURANMUSIC    
○ダンス     
   椙本雅子/太田ゆかり 
○ギター
   TAMURANMUSIC
○宣伝美術 
   鹿島聖子
○映像撮影
   Aldo LEE
○企画 制作 
   SHARE
○主催
   太田ゆかり 

太田ゆかり 
クラシックバレエ、ジャズダンス、モダンダンス等の舞台活動を経て、93-96年渡仏。ヨーロッパにてコンテンポラリーダンスを学ぶ。
帰国後97年より、自身のプロジェクトにて創作活動、コンテンポラリーダンス指導を始める。99年Dance Theatre LUDENS設立メンバーとなり11年までの12年間の全作品、全ツアーに参加。02-11年アシスタントディレクターとして演出、振付補佐を勤めた。
05年よりソロをはじめ自身の創作活動を再開。これまでに「Pulse」「TERRIITORHYTHM」「ECHO」を発表。

椙本雅子
東京出身、27歳より大阪在住。
5歳よりモダンダンスをはじめ、短大卒業後渡欧。ロンドンLaban Centreにてダンスのディプロマ取得。帰国後、浜谷由美子主宰CRUSTACEAを結成し、国内外ダンス公演の全作品出演。
その他、海外振付家や他のダンスカンパニーとの創作活動もおこない、体当たりでエッジのきいた表現でコアなファンを魅了。
近年、TV番組等キャラクターを中心に、声優としても活動の場を広げている

TAMURANMUSIC
2000年からサウンドプロジェクトTAMURANMUSICとして、ギターによる音の万華鏡の様な表現活動を行い、トロントやNYのコンテポラリーダンサーとのコラボレーション やサウンドデザインも行う。2003年東京デザイナーズウィークス サウンドデザイン部門 デザインプレミオ賞受賞、2005年USAよりCD”miminarhythm”をリリースし、舞台芸術とデジタル・アートの融合を実験的に創作活動として行っているDance and Media Japnには2004年から顧問として参加していた。またクラヤミノtonesをはじめ自らも数多くのアートイベントを主催している。