2012年3月26日月曜日

批判にうまく応える方法

批判にうまく応える方法
 
ブログ・Twitter・Facebookなどインターネットで個人が気軽に情報発信できるようになりました。しかし、いろいろと情報発信することで人から批判される機会も多くなっています。批判されることを恐がったり拒否する人がいますが、本来批判は恐れる必要がないものです。
"批判とは、人や物事の間違いや悪い部分を指摘し正すこと"を言います。
批判に正しく応答できれば、自分にとって批判はとても有益なことになります。批判を有益にするための、批判にうまく応える方法を紹介します。

■1.批判とそれ以外を分ける
批判を恐いと感じる原因の一つに"批判と中傷と否定を見分けることができない"ということがあります。最初に批判と中傷と否定を分けます。
変えられないことは批判できない。
社会的地位・見た目・親・生まれた場所や人種など、変えることができないことは改善しようがないためそれらを批判することはできません。変えられないことへの発言は中傷です。批判ではありません。
否定だけのものは「なぜそう思うのか」を聞く
否定された内容を具体的にすれば批判ととらえることができます。「~はよくない」「~は悪い」という否定的な発言に対して、「なぜそう思うのか」と質問をします。この質問の答えが批判となります。否定のみで具体的な理由がないものは、批判するところがないのと同じです。
汚い言葉も丁寧な言葉に変える
口調が荒くても、しっかり悪い部分を指摘してくれていることがあります。逆に口調は丁寧なものでも、内容がないことがあります。これを見分けるためには、すべて丁寧な言葉に直すと分かりやすくなります。丁寧な口調に変換することで、どの発言が批判で内容があるのか判断がしやすくなります。
悪口は嫉妬している証拠
感情的な発言や単なる否定は、具体的な指摘をする部分がないということです。そのため「気持ち悪い」や「むかつく」などの感情的な表現は、理屈では勝てないと宣言しているのと同じです。このような悪口で気に病む必要はありません。これは自分に嫉妬しているのだと考え、スルーします。

■2.批判に対して冷静になる

批判に対して感情的にならず、冷静に応えることは相手にとってもそのやり取りを見ている人にとても印象がよくなります。感情的な発言は事態を悪くするだけでいいことは何もありません。
相手を子供だと設定する
人は子供にされたことには「子供がしたことだから」と相手を許し大人な対応ができます。しかし、大人に同じことをされると感情的になることがあります。顔が見えないインターネットの世界ですから、みんな子供と設定することで冷静になり大人な対応ができます。多くの子供もインターネットを利用しているので、本当の子供も存在します。
多くの批判をされても、相手は一人だと考える
批判されて重要なのは数ではなく内容です。状況によって多くの人から批判されることがあります。しかし、その数に意味はありません。複数人が1つずつ批判をしても、1人の人が複数の批判をしても状況は同じです。相手が1人だと思うことで冷静を保ちやすくなります。1人が自作自演をして複数人からの批判を装ってることがあります。
一晩は何もしない
すぐに応える必要がないものは、時間をおくことでとても冷静になれます。一晩はなにもしないでおくことは、冷静に応える上でとても重要です。

■3.批判に応える。

批判に応えることは、批判の内容をより理解するうえでとても重要です。批判にうまく応えることができれば、より批判が自分にとって有益になります。

悪い部分は素直に認める

自分の悪い部分をしっかり謝ることで、どう改善したらいいのかにつながります。このとき何について謝っているのかを明確に伝えることが重要です。その場しのぎで理由もなく謝ることは相手を不快にさせ逆効果になるのでしてはいけません。
批判に応えなくてもいい
批判に応えるか応えないかの権限は自分にあります。そのため批判に必ず応える必要はありません。応えることで自分の立場が悪くなったり不利益が生じることであれば、批判に応えないという選択も批判に対して立派な答えです。無理に応えなくてもいいことを忘れてはいけません。

すぐに応えようとしない

早く応えるより、しっかり考えて応えることが大切です。この発言で相手はどんな返事をしてくるかを意識しながら文章を考えると、より適切な応えの文章が書きやすくなります。

話のテーマを明確にする

途中で話がブレてしまい話の行き先を見失うことがあります。何に対しての批判なのか。日記のタイトルのように1行で話のテーマを書いておくと、話がブレたときでもすぐに話の軌道修正ができ本題に戻れます。
友人に相談する
すべてを1人で抱える必要はありません。応えるのが自分であっても、その内容は何人と相談してもいいのです。誰かに相談することで、精神的負荷も少なくなります。また、自分だけでは気づけなかったことに友人が気づいてくれることもあります。
できるだけ相手の言葉を使う
これはコミュニケーションのテクニックです。相手の言葉をできるだけ使って応えるようにします。相手と同じ言葉を使うことで「話を聞いてもらっている」と相手に実感してもらえます。これによってより相手の意見を聞き出しやすくなります。

■おわりに
繰り返しになりますが、一番やってはいけないことは"とりあえず謝る"ことです。
何が悪いかを理解せずにとりあえず謝ってしまい炎上に発展するケースは少なくありません。批判の応え方に正解はありませんが、大事なのは自分のために批判してくれた人に対する想いです。批判している人は、自分のために時間を費やしています。批判されることは自分が人に注目されている証なのです。批判する人は、自分のために批判していることを忘れなければ批判にうまく応えられ、自分にとって有益なことになります。

(猫目/ガジェット通信

2012年3月22日木曜日

2012年3月22日(木)「ボーダーレス・ポンス」 デモ第2弾 募集中

誰でも参加出来る、まさにボーダーレスな、日々進化する声と動きを使ったゲームです。


<ボーダーレス・ポンスとは>
ボーダーレス・ポンスは声と動きを使ったゲームです。
声で影響を受ける動きとはなんだろうか?
動きにによって影響をうける声とはなんだろうか?

ボーダーレスとは無境界を意味し、レスポンスとは、
反応や応答を意味する、その意味を組み合わせた造語が
「ボーダーレス・ポンス」です。

<タイムスケジュール>
Move Work:30min 動く事を遊びながら学ぶ
Voice Work:30min 声遊びをしながらコントロールする事を学ぶ
Game Play:60min
Impression:20min(Total 140min)

<企画>
たむらひろし(企画立案)

55企画
火曜日から始まる閏年」生まれのコレオグラファー兼ダンサーの北岡恵里香と宮崎喜子がリーダー。

■日時:2012年3月22日(木)開場18:30、 開始19:00、終了21:20
(受付は開始10分前には済ませてください)
■定員:10名、要予約、定員になり次第締め切ります。
■参加費:500円(デモ特別価格)
■動きやすい服装、お水
■場所:埼玉県川口市芝中田1-6-12 2F タタミスタジオ(京浜東北線 蕨駅から徒歩8分、蕨駅まで池袋駅から電車で約20分)
■TEL:03-6317-3999(9:00~18:00)電話予約も可です。 
■予約方法(事前予約必須):このイベントへの参加予約をご希望の方は、http://bfrec.com/pg119.htmlからお願いします。

2012年3月5日月曜日

2012年3月8日(木)「クラヤミノ・ガムランフェス byクラヤミノtones」

3表クラヤミノガムラン.jpg

暗闇を気軽に楽しむお祭り的イベント。
ジャワ島には真っ暗闇でガムランを聴き、
瞑想をする『ムルヨララス』なるイベントが存在する!
その『ムルヨララス』を渋谷でユルいフェス形式で再現!
インドネシアごはん、マッサージ、物販などの屋台も出店予定。

「ムルヨララス」とは(参考までに)
ジャワ島ではガムランの演奏とともに瞑想や祈りを捧げるムルヨララスという習慣があります。
暦で定められた日(35日に一回)の真夜中に真っ暗闇(結界の意味)にして
小編成のガムランの調べとともに祈ります。

クラヤミノtonesとは
2年間で約1000名が体験した、一緒に発声すればプレイヤーに、
休んで聞けばリスナーになる不思議な発声ワークショップは
他では味わえない臨場感に溢れた体験となります。
クラヤミノtones詳細→http://bfrec.com/tones.html(クラヤミノtonesで検索)

出演者
プシンデン (ガムラン合奏の女性歌手):さとうじゅんこ
ガムラン演奏:スミヤント、山科勝司、山宮英仁
クラヤミノtones:徳久ウィリアムたむらひろし渡辺タケシ滝山聖士

出店(内容や出店が変更する場合があります)
インドネシア屋台料理 ワルンビンタン川村亘平『似顔絵影絵』、
川村 裕子『マッサージ』、中村珠央『あしもみ屋tamayula』、
アイコ『エアロ(空中)・ヨガ体験』、
幕内純平 『口琴実演販売』、Pasar Bibi『バティック・ブックカバー』等々。

■時間:19:00開場/開始、真っ暗闇タイム(ムルヨララス)20:15~21:15(予定)、終了22:00
■定員:なし
■料金 2000円(1ドリンク付き)
・ドリンク、フード注文や「屋台イベント」を受けたい時は、直接お金を屋台でお支払い下さい。
・ムルヨララスの時間帯以外は出入り自由(手にスタンプを押します)

■場所:〒150-0042東京都渋谷区宇田川町37-18 トツネビル1F 
     渋谷アップリンクファクトリーUPLINK
■TEL:03-6825-5502

予約なしで入場できます。

入場にあたっての注意点:
・嗅覚が敏感になりますので香りの強い食べ物や香水はお控え下さい。
・光る物、音の鳴るものは持ち込まないで下さい。
・完全暗転になりましたら途中入場が出来ません。
・長時間声を出し続けますのでペットボトルで水をご持参してください。
・暗闇に不安のある方はご遠慮ください。
・15歳未満の方や聴覚に問題のある方は参加できません。
・記録の為に写真撮影や録音を行っています。
 (写真は主にHPで使用、録音はyoutube、SoundCloudで公開する場合があります)
・都合により内容が変更になる場合があります。
・記録の為に写真撮影や録音を行っています。
(写真は主にHPで使用、録音はyoutube、SoundCloudで
 公開する場合があります)

■主催:(株)BF.REC、共催:UPLINK、制作協力:鎌田、

料理協力:インドネシア屋台料理 ワルンビンタン

2012年3月4日日曜日

「幸運の遺伝子」は存在するか

人間の「最強の能力」とは「幸運」かもしれない。もし「幸運の遺伝子」が存在するとしたら、それはどのようなメカニズムで作動するのだろうか。SF作品から考察する。

 2010年にサンディエゴで開催された『Comic-Con』において、たくさんの人々が「最強の能力」について質問を受けた。『スパイダーマン』や『X-メン』等の原作者であるスタン・リーは、それは幸運だと答えた。幸運があれば、悪いことは何も起こらないからだ。
 スーパーヒーローものでは、ヒーローたちが持つ超能力の理由についてさまざまな理由づけを行っているが、そのなかでは遺伝という説明が多い。では、幸運という能力をもたらす遺伝子があるとすれば、それはどういうものだろうか。

 SF作家ラリー・ニーヴンの作品世界では、ある異星人の種族[ピアスンのパペッティア人]が登場する。ひどく臆病な彼らは、周囲の環境にある危険をできるだけ取り除こうとする。そのために彼らがよく用いる方法のひとつに「品種改良」がある。他のさまざまな種族の異星人たちを改良し、自分たちにとって有益な特性を強化するのだ。例えば、好戦的な種族については、何回かの戦争を操作しつつ、最も好戦的でない者が生殖できるようにしていく。

 パペッティア人たちは、人類については、異星人たちのなかではとりたてて強くも賢くもないが、「幸運」という特性を持つとみなした。そこでパペッティア人たちは、[出産権抽籤という]一種のくじ引きを考え出し、当たりを引いた人間が優先的に子どもを持てるように、人類社会を誘導していった。

実はわれわれが存在するということは、すでに天文学的なほど小さな確率によっている。例えばあなたが受精卵だったとき、受精に成功した精子は1億個のうちのひとつだった。そもそも不成功に終わった生殖行動も多い。そして両親の出会いから、第二次大戦中に祖父が弾丸を避けて生き残り、祖母に出会ったことまでも問題になってくる。だから、どんな人間であれ存在する人は皆、非常にわずかな確率を克服してこの世に登場してきたものなのだ。
 このような歴史上の「もし」は、いくらでも細分化して考えることが可能であり、そうなるとわれわれの知る「存在」というものが生じる確率は、もはや統計的にほとんど起こりそうもない、それこそ統計力学の領域で扱われるような数字になってくる。

 誰かが何度も成功しているからといって、必ずしもそこに理由があるとは限らない。それが存在をかけた争いであれ、あるいは単に株で儲けることであれ、それなりの数の人間が競い合う状況においては、成功することは合理的な理由を伴わない、単純な運不運の問題でありうる。つまり「起こりそうもないということ」だけでは、必ずしも「幸運遺伝子」が存在するための条件にはならないわけだ。とはいえ、実際そこにどのような選択のメカニズムを適用すればよいのか、筆者には見当もつかない。
 しかしそうした遺伝子があるとすれば、それはどのように作用するのだろうか。ニーヴンの小説では、幸運遺伝子は、他のすべてに優先する自己保存遺伝子として、本人の意図的選択とはまったく無関係に作用する。ニーヴンの短編『Safe at Any Speed』(邦訳『安全欠陥車』)では、こうした遺伝子が普及した結果、悪いことは何も起こらない社会が描かれている。
 
ニーヴンの幸運遺伝子にしても、ハリー・ポッターの「幸運のポーション」にしても、こうしたものは、ある種の「予知」を用いているように思える。つまり幸運のメカニズムとは、取りうるすべての行動についてその結果を検討し、その中で最善のものを選択することによって、ポーションを飲む人や幸運遺伝子を持つ人に、決して悪いことが起こらない現実をもたらすものであるように見える。
 では、どうすればそのようなことが可能になるのだろうか。私の知る範囲で、この問題に対する説明を試みている唯一の例は、SF作家ニール・スティーヴンスンの小説『Anathem』だ。(以降、ネタバレあり)

この小説には、「Incanter(呪文を唱える者)」と呼ばれる少数の人々が登場するが、彼らは量子力学の知識を用いて複数のパラレル世界に同時に存在し、その中から実際に存在し続けるのに最も望ましい世界を選択することができる。
 すなわち、量子力学的な操作を行う能力を人に持たせるような「幸運遺伝子」ならば存在しうるのかもしれない。しかし、そうした遺伝子変異を持つには、まずは非常に幸運である必要があることだろう。

 幸運と能力について、SF的な考察抜きにもっと厳密に考えてみたい人には、Michael Mauboussinの分析(PDF)をお勧めする。

TEXT BY Samuel Arbesman
TRANSLATION BY ガリレオ -高橋朋子/合原弘子

2012年3月2日金曜日

川口ふらりアート企画 「空中に浮かんで遊んでみよう」



HP http://bfrec.com/pg95.html

まるでシルク・ドゥ・ソレイユのような空中体験。
エアリアルシルク(布を使った空中演技)を使って
ブランコをしたり、逆さになってみたりして遊んでみよう!
(約30分間体験できます)

不安定な状態の中に身をゆだねることで、
いつのまにか美しい動きと流れが自然に意識できるように
なれるかも。
親子参加歓迎。参加費1人500円。

エアリアルシルクに実際に触れてすこし体験したり、
デモを観ながらスタジオの雰囲気も体感できる4日間

■日時:2012年3月3日(土)、4日(日)、10(土)、11日(日)
 開始時間 14:00~19:00
■定員:なし、予約不要
 (一応予約は不要ですがご連絡頂けますと幸いです)
■参加費:500円(小学生未満は無料)
■場所:埼玉県川口市芝中田1-6-12 2F タタミスタジオ
 (京浜東北線 蕨(わらび)駅から徒歩8分、蕨駅まで池袋駅から電車で約20分)
■お問合せ:TEL:03-6317-3999(9:00~18:00)

■注意点:
 ・布はデリケートな為、ピアス、ネックレスは、指輪、ベルト等は外し、爪は短く切って下さい。
 ・動きやすい服装でお願いします。(布が傷付きやすい服装の場合は着替えて頂きます)
 ・布で肌がすれる場合がありますので肌の露出が少ない服装が望ましいです。(長袖、長ズボン)
 ・めまいを起しやすい方や乗り物酔いをされやすい方、また安全配慮に関してご指示に
  従って頂けない方はご遠慮頂いております。