2012年4月28日土曜日

2012年4月28日(土)Vol.1 募集中
「ボーダーレス・ポンス・パーティー 」
声とからだをで遊ぶ!
誰でも参加出来る交流会。

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<ボーダーレス・ポンス・パーティーとは>

ボーダーレス・ポンスは声と動きを使った
ゲーム的なボディワークを行います。

遊びを通じて、自分の声や身体に向き合う事が出来、
参加者との交流が生まれます。

自分と声の関係や声で影響を受ける動きとはなんだろうか?
自分と身体の関係や動きにによって影響をうける声とはなんだろうか?
を通じて自分自身の課題や問題を見直す機会が出来ればと思っています。
ぜひ、この不思議なボーダーレス・ポンスにお気軽にどうぞ。

*ボーダーレスとは無境界を意味し、レスポンスとは、
反応や応答を意味する、その意味を組み合わせた造語が
「ボーダーレス・ポンス」です。

<対象者>

人間に興味がある方なら誰でもOKです。(高校生以上)
ダンサーで声にも興味のある方。
音楽家で身体に興味のある方。

<タイムスケジュール>

動きの遊び・声の遊び・対話:約60分 様々な遊びを通じて対話し交流します。
ボーダーレスポンス:約60分 ゲーム的なボディワークを通じて交流します。
感想と交流::約20分 軽く飲食しながらリラックスして情報交換をします。
(Total 約140分)

<企画>

声の遊び担当:たむらひろし(ワークショップクリエーター、企画立案者)

身体の遊び担当:55企画
「火曜日から始まる閏年」生まれの振付家兼ダンサーの北岡恵里香と宮崎喜子がリーダー。
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■日時:2012年4月28日(土)
 開場17:30、 開始18:00、終了20:20
(受付は開始10分前には済ませてください)
■定員:10名、要予約、定員になり次第締め切ります。
■参加費:予約2,000円、当日2,500円(初めて参加の方1,500円)
■動きやすい服装(更衣室あり)、お水
■場所:埼玉県川口市芝中田1-6-12 2F タタミスタジオ(京浜東北線 蕨(わらび)駅から徒歩8分、蕨駅まで池袋駅から電車で約20分)
■TEL:03-6317-3999(9:00~18:00)電話予約も可です。

2012年4月18日水曜日

2012年4月18日 エアロ(空中)ヨガ レッスン報告

レッスン報告をお送り致します。

エアロ・ヨガ、始まって3ヶ月が経ちました。
本日いらっしゃった方は定期的に続けて下さっている方なので、
「自分が一番気持ち良いペースで続けて動く」を目標にレッスンを進めました。

最初はゆっくり一つずつ確認しながら覚えて、
それが出来たら今度は繋げて動いて、
最終的には自分が一番気持ち良いペースで動いて…
今日は大体10分、休みなく、各々のペースで繋げて動いていきました。
からだの状態は日によって違いますし、私が気持ち良いと思うことが、
必ずしも皆が気持ち良い事かと言うとそうでもない。
なので私のささやかな目標の1つは、エアロヨガをする方々が、
自分で自分の為のメニューを作れるようになる事です。
ルールを守ってやれば安全に出来るので、
まずは安全に動く練習を丁寧に楽しみながらやって行きたいと思っています。
何でもいきなり出来るようにはならないので、
ちょっとずつの変化を一緒に楽しんでいきたいなと思っています。
ある生徒さんは今日で10回目と記憶しています。
毎回毎回上達が見えるので、私が勉強させて頂いている気持ちです。
インストラクターの仕事は、単に指導するのではなく、
どちらかと言うと通訳(エアロヨガと受講者の方を繋ぐ通訳)
に近いのかなと改めて思う今日この頃です。

2012年4月12日木曜日

ゆとり教育で育った世代は、本当に仕事ができないのか

ゆとり教育で育った世代は、本当に仕事ができないのか


 「若手社員が思うように育たない」「早期離職者が増えている」「メンタル不全者も増加傾向にある」――。
 これら新人・若手に関する三重苦といえる問題を抱える企業が確実に増えています。コンサルティングに携わる私たちの分析では、2005年頃からこの問題が増え始め、今や企業規模や業種に関係なく、あらゆる企業で発生している共通問題だと認識しています。
 では、原因はどこにあるのでしょうか? また、どのような対策が効果的なのでしょうか?
 原因としてよく挙げられるのが、「ゆとり教育」です。これは本当でしょうか。
 この考え方には大きなリスクがあるように思えます。ゆとり教育は、学力面への影響がよく話題になりますが、職場で課題となるのは学力以外の部分。確かに、教育の影響は大きいかもしれませんが、教育というのは学校だけで成り立つものでもありません。何か問題がすり替えられているように感じざるを得ません。

 私たちは、実際の職場の方々に会ってこの問題を分析し、対策を一緒に進めていますが、同じようなすり替えが職場内でも起こっています。新人・若手問題の原因を尋ねると、人事担当の方は「これだけ苦労して採用しているのに、現場は育てる意識が希薄なんじゃないか」と言います。苦労して採用し導入教育を施した自負があるから当然の考えでしょう。
 一方その職場の上司や先輩に尋ねると、「最近の新人はなっていない。もっと教育をしっかりしてから配属してほしい。そもそも採用が間違っているのではないか」という声が多いですね。これも余裕のない今の職場環境を考えれば、やむを得ない発言でしょう。
 しかし冷静になってこの現象を見ると、何か感じませんか? 私は、ここに新人・若手の育成問題がうまく進まない落とし穴があると考えています。育成に関わる人事担当者や上司・先輩たちが、みな誰かの責任にしようとして自分ごと化していない。つまり「他責の構造」に陥っているのです。
 誰も心の中では自分の課題だと思っていない状況で、研修や採用基準見直しなどの施策を施しても、魂の入ったアクションにはならず、形だけの遂行になるのは目に見ています。

●新人・若手がダメな理由は“教育ができない現状”にあり
 では、この問題はいったい誰の責任なのでしょうか?
 答えは「誰の責任でもない」。クライアント企業とともに要因を分析して分かったことは、これは誰の責任でもなく、社会の構造変化がもたらした、いわば“育成の構造不況”とでも呼ぶべき問題でした。つまりバブル崩壊以降20年以上の時間をかけて、企業における育成を取り巻くあらゆる環境が「人が育ちにくい」方向へ変化してきたのです。

まずは、仕事内容の変化です。国内経済の成熟化やIT化、グローバル化の進展によって企業間の競争が激化。こうした環境の中で、仕事の高難度化が進み、新人・若手にとって「成長に適度なサイズの仕事」が激減しています。その状態で育ち成果を出すには、周囲の支援がこれまで以上に不可欠。しかし周囲の上司や先輩も同じく過酷な環境下で仕事をしているため、新人に関わる余裕がありません。したくてもできないのが現実です。このように今の新人は、いきなりかつてなく困難な環境下に放り込まれ仕事をするように変化しています。

●「現実対峙力」が低下傾向に
 その環境下で求められる力は何でしょうか? 何を育成しなければいけないのでしょうか?
 この厳しい環境下において成長している若手とそうでない若手を比較分析したところ、興味深い事実が見えてきました。成長を分けていたのは学力や知識・技量ではなく、厳しい環境下でも逃げずに向き合い、何とかしようとする行動力でした。私たちはこれを「現実対峙力」と呼び、今の新人・若手育成において最も重要な育成目標に置いています。

 「イマドキの新人はなっていない」という声は決して学力ではなく、この現実対峙できない新人の「心の姿勢」に対して向けられていることを理解する必要があるでしょう。
 では新人の現実対峙力がどうかというと、残念ながら低下傾向にあります。
 しかし、ここで他責の構造に陥ってはいけません。新人の現実対峙力が高くないのは本人のせいではなく、彼らが生まれ育った環境の質的変化が原因と考えられるからです。
 上の図の通り、今の新人・若手の多くは経済的に豊かな生活を送ってきたので、現実対峙力を養うために不可欠な厳しい環境下でもがき苦しんだ経験が少ない。この環境は時代の変化によるものであり、本人たちの責任ではないはずです。
 一方、上司世代が生まれ育った時代はこうした経験がアタリマエにできる環境がありました。ゆえに、上司世代は「社会人なんだからこれくらいできてアタリマエだろう」と無意識に思いこんでいるのです。しかし、この現象は本人の能力や努力が足りないのではなく、社会の構造変化による経験不足が原因――ととらえ対策をとることが必要でしょう。

●新人・若手と向き合う私たちに必要なこととは?
(1)自分の新人時代と比較しない、今の若手は伸び悩むのがむしろ当たり前
 かつて日本企業の新入社員の成長度合いは、「2:6:2」と言われていました。最初から順調に成長していく人が20%、伸び悩みが20%。残りの60%は普通に成長できていました。
 ところがこの育成の構造不況が進んだことで、私たちの感覚では、今や最初から順調な新人はわずか5%に過ぎず、伸び悩みが約80%を占めている印象です。今は「伸び悩む状態」がアタリマエの時代なので、「なぜこんなこともできないのか」「やる気が感じられない」などと新人を嘆いてはいけません。
 ここからどうリカバリーし成長軌道に乗せていけるかが、新人・若手そして先輩・上司の共通の課題なのです。自分たちの新人時代の状態と比較して、伸び悩む状態を問題とし、さらに原因を他責にしていては決して新人・若手育成は前に進んでいきません。

(2)変わるべきは我々。思い込みを捨て、まず新人・若手の話を聞こう
 変わらなければならないのは新人・若手ではなく、受け入れ側である先輩・上司でなければいけません。先輩・上司はパラダイム転換に適応した新たな育成システムに取り組んでいく必要があるでしょう。

しかしながら、「パラダイム転換」といっても「すぐに考え方は変わらない」という人も多いかもしれません。確かにその通りです。まず大事なことは「最近の新人・若手はこうだから」という思い込みを捨てること。
 例えば、あなたが依頼した仕事に対して新人・若手が何も報告・相談をしてこない場合を考えてみてください。その時に「最近の新人・若手は何も聞いてこない。やる気がないんじゃないのか?」と決め付けるのではなく、「なぜ聞いてこないのか? 何を考えているんだ?」と発想を切り替えて、まずは新人・若手の話を聞いてみてください。そうすると、「聞きたかったけど、忙しそうで質問できなかった」など、何らかの返答があるはず。新人・若手は自ら働きかける力は弱いですが、こちらからの問いかけにはちゃんと答えてくれるでしょう。

 起こりがちな状況としては、新人・若手の話を聞かずに「何で聞いてこないんだ?」といきなり話してしまうこと。新人・若手は知らないことを聞くことに慣れていません。

 そのような状況でいきなり話をされると、怒られたと感じて益々話をしなくなってしまいます。いきなり「話す」のではなく、まずは新人・若手の話を「聞く」ことから始めてみてはどうでしょうか。
 育成の構造変化は、もはや止めることができない不可逆な流れです。ですが、構造変化を嘆いていても何も変わりません。現場の上司や先輩、1人1人の行動の変化が新人・若手の早期戦力化につながり、会社全体の活性化につながるのです。

 4月。自分の部署に新入社員が入ってきた、という人も多いでしょう。その新人たちの働きぶりをみて嘆くのではなく、自分自身に何ができるのかを考えてみるところから始めてみてはいかがでしょうか。

[桑原正義,Business Media 誠]

2012年4月9日月曜日

エアロ(空中)・ヨガを動画で観れます。

「エアロ(空中)・ヨガ」

<エアロ(空中)・ヨガとは>
エアリアルシルク(布を使った空中演技)+ヨガをミックスしたスタイル。
エアロハウスで行う空中ヨガなのでエアロ・ヨガとしました。
不安定な状態の中に身をゆだねる事で、美しい動きと流れが自然に
意識できるようになります。
スタジオは木に囲まれた天井4mのダイナミックな空間です。

・初心者でも、簡単にポーズが取ることが出来ます。
・自分自身の重さなので関節や背骨に、無理な緊張や力が掛かりません。
・空中でバランスをとることで、自然に体幹を鍛えられます。
・空中に浮くことでリラックスし、呼吸が深まります。
・普段はできない重力に逆らうポーズが無理なくできます。

<料金>
入会金(期限なし):8,000円(シルククリーニング・メンテナンス・ヨガマットを含む)
→4,000円(2012年7月31日までに入会の方)
●体験レッスン・・・・・・・・・・・・3,000円
(体験レッスンは初めての方のみです、入会金は不要です)
●フリーチケット3回分・・・・・・・10,500円(3,500円/回)
●フリーチケット6回分・・・・・・・21,000円(3,500円/回)
●フリーチケット12回分・・・・・・36,000円(3,000円/回)
●ビジター1回・・・・・・・・・・・・5,000円(入会金なし、体験レッスン終えた方のみ)

シニア割引(65歳以上)、学生割引がございます。

<コース>全コース90分間となります。

リラックスコース:体験コースがこれになります。
          シルクに乗るだけで身体が締まるのが体感できます。

ストレッチコース:身体の部位に合わせたストレッチを行います。

テクニカルコース:空中演技を学ぶコースです。経験が1年以上あり
          基礎の筋力が備わっている方が行えます。(プラス1000円となります)

<タイムスケジュール>

3名以上のグループでのお申し込み場合はご希望の日時でも実施可能です。
ご相談くださいませ。
タタミスタジオスケジュールをご覧ください

2012年4月4日水曜日

「感覚遮断」で幻覚出現

                            Image: daveknapik/Flickr

実際にはそこにない色や物体が見えるようになるのに、幻覚剤は必要ない。感覚をほぼ遮断した環境にほんの15分間ほど身を置くだけで、精神的に正常な人の多くが幻覚を見る可能性があるという研究結果が発表された。

研究では、健康な被験者19人を、光と音を完全に排除した感覚遮断室に15分間入れた。その結果、通常なら脳に絶えず押し寄せている感覚情報を絶たれた被験者の多くが、幻覚や妄想、抑うつ感を経験したと訴えた。

この実験結果は、脳が自らの経験していることの出所を正しく認識できない場合、幻覚症状が現われるという仮説を裏付けるものだ。このような概念は、研究者の間で「ソース・モニタリングの誤り」と呼ばれる。

[ソース・モニタリングは、ある特定の記憶について、その情報源が何であったかを判断するメタ記憶の一種。中でも、事実と空想を判別するソース・モニタリングはリアリティ・モニタリングと呼ばれ、精神錯乱や薬物中毒などではこの能力が失われる。子どもにおいては不完全であり、正常な大人でも時おり混乱する]

「これは、人間が自分の思考の出所を誤って認識する――つまり、実際には自分の内側で起こったことが、外側で起こったように誤って認識されるときに幻覚が生まれる、という考え方だ」。ロンドン大学ユニバーシティー・カレッジ(UCL)の心理学者Oliver Mason氏は、取材に対する電子メールで述べた。Mason氏らのチームは、今回の研究成果を10月の『The Journal of Nervous and Mental Disease』誌に発表した。

研究チームは、被験者の選出にあたって、200人を超すボランティアに『修正幻覚スケール』という質問表に回答させた。これは、健常者が幻覚を見やすい傾向を評価するための尺度だ。研究チームは、質問表のスコアの上位20%と下位20%からそれぞれ被験者を選び、短期の感覚遮断がどのような影響を及ぼすかを、幅広い傾向の人々において比較できるようにした。

実験では、すべての光を遮断し、音を吸収する無響室に被験者が入り、中央のクッションの効いた椅子に腰掛けた。「部屋の中にある部屋」と研究チームが表現するこの環境は、周囲に分厚い外壁をめぐらし、その内側の部屋には吸音パネルを張って床を浮かせた構造になっている。外壁と内壁の間には大きなくさび型のグラスファイバーが入っている。「これによってノイズが極めて少ない環境ができあがり、外部からの音圧は耳に聴こえないレベルになる」と研究チームは記している。

被験者は非常ボタンを持たされたが、誰もそれを使うことはなかった。視覚と聴覚を15分間遮断された後、被験者たちは『精神異常発現性状態に関する質問表』(Psychotomimetic States Inventory)というテストを受けた。これは精神疾患に似た経験を評価するためのもので、元々はドラッグ使用者の研究用に考案された。


テストの結果、最初の質問表でスコアの高かった被験者では、9人のうち5人が、感覚遮断を受けている最中に幻覚で人の顔を見たと訴え、6人はそこにあるはずのない物や形を見たと報告した。さらに4人が、嗅覚が異常に鋭くなった、2人が室内に「邪悪な存在」を感じたと答えた。これら9人のほぼ全員が、実験中に「非常に特別な、もしくは重大なことを経験」したと述べている。

一方、幻覚を見る傾向の低い被験者は、予想どおり、前者のグループほど知覚の変容は起こさなかったが、それでもさまざまな妄想や幻覚を経験したと報告した。

「感覚遮断は、ケタミンや大麻といったドラッグに近い効果を自然な状態でもたらすもので、精神疾患の症状を引き起こす条件として作用する。もともと精神疾患的な傾向を有する人には特にその作用が強い」とMason氏は述べている。

感覚遮断の研究は新しいものではない。現在研究を行なっている者は少ないが、1950〜60年代に行なわれた少数の研究が、感覚入力の欠如によって精神疾患の症状が引き起こされる可能性があるという説を裏付けている。[ジョン・C・リリー(John C.Lilly)は1954年にアイソレーション・タンクを考案し、感覚遮断の研究を行なった。アイソレーション・タンクの場合、視覚・聴覚だけでなく、温覚・上下感覚を取り除くことが可能]

[感覚遮断状態を長時間続けると、まず自分で刺激を作り出すようになる(独り言が多くなったり歌を歌い出したりする)。この状態を過ぎると幻覚を見る場合がある。感覚遮断から解放した後に計算や方向感覚や論理などのテストをしてみると、著しく能力を低下させている者が多い]

[日本語版:ガリレオ-高橋朋子]