2016年6月23日木曜日

2016年7月2日(土)「声の瞑想会」 Vol.4

2016年7月2日(土)「声の瞑想会」 Vol.4


現役の住職と心理カウンセラーによる声明と音による瞑想を体験する。
「声の瞑想会」 Vol.4

このワークショップは声や瞑想に関心のある方なら
誰でも楽しんでいただけます。
あくまでも宗教的や哲学的なスタンスではありません。
声明についてや瞑想のお話を聴いたり、それを心理学的に解説したり、
少し声明をしてみたり、
その後、声明とシンギングボウルのライブを聴きながら
ゆっくりリラックスしながら楽しみましょう。シンギングボウルも鳴らせます。

こんな方が参加しています。
・お坊さんにご興味のある方
・声や鐘の音に関心のある方
・瞑想やリラクゼーションをカジュアルな感じに興味のある方
声明(しょうみょう、旧字体:聲明)とは?
仏典に節をつけた仏教音楽のひとつで、儀礼に用いられる。
仏教が起こったインドで生まれたあと中国に伝わり、
中国から仏教伝来と共に日本に伝わり、定着した。
キリスト教に賛美歌があり、聖歌隊がいるように、
仏教にも仏教を賛美してお経に節をつけて歌う専門の僧侶がいた。
マインドフルネス瞑想法(mindfulness meditation)とは?
マインドフルネス瞑想法のルーツは2600年前の
仏陀の観(ヴィパッサナー)瞑想に遡ると言われています。
マインドフルネスは「今の瞬間の現実に常に気づきを向け、その現実をあるがままに自覚し、
それに対する思考や感情には囚われないでいる心の持ち方、存在の有様」と言われています。
つまり「今ここで知覚される対象に注意を向け、
その対象を思考の働きで変化させないように気をつけ、観察に徹する行動」です。
日時:2016年7月2日(土)募集中です。
開場18:00、 開始時間18:30~20:30(少し延長する場合があります)
定員:12名(事前予約制)(あと5名 募集中)
参加費:一般3,000円、エアロヨガ会員・リピーター2,000円
(リピーターとは過去にタタミスタジオのイベントに参加された方が対象)
注意点:
・当スタジオの駐車場は出演者使用の為、使用出来ません。
・動きやすい服装でお越しください。(更衣室はあります)
・ペットボトルのお水をお持ちください。
■場所:埼玉県川口市芝中田1-6-12 2F タタミスタジオ
(京浜東北線 蕨(わらび)駅から徒歩8分、蕨駅まで池袋駅から電車で約20分)
■お問合せ:TEL:03-6317-3999(9:00~18:00)
■予約方法:詳細及びご予約→http://bfrec.com/blog/posts/173


2016年6月2日木曜日

2016年5月21日(土)永田砂知子さんの「暗闇の波紋音」を体験してきました。

永田砂知子さんの「暗闇の波紋音」を体験してきました。

波紋音とは、、
彫刻家・斉藤鉄平が水琴屈の音に感動し、
鉄で創作した完全にオリジナルな作品であり楽器で、
波紋のようにどこまでも音が広がるように・・というイメージで
波紋音(はもん)と名づけられたそうです。

波紋音は、中が空洞になっている鉄の器で、打面にヒビのようなスリットが入っていて、
叩く部分によって異なる音が鳴ります。丸い鉄琴のようなイメージでしょうか。



この波紋音1つだけでも色々な音が鳴るというのに、
なんと永田さんは大小様々ある7つもの波紋音を組み合わせ、
メロディーを奏でるのです!

しかも楽器といえど、ここを叩いたら「ド」の音が鳴るなんて親切なことはなく、
音階を無視したバラバラの音が鳴るのだから、ひとつの和音を作ることすら難しい。
おそらく、素人が鳴らしてみると全くまとまりのないメロディーになるのでしょう。
クラシック音楽がベースとして身についている永田さんだからこそ、
この複雑な音色を心地よい音の集合として整えて鳴らすことができるのです。

実際に暗闇の中で聴いたメロディーは、
とても愉快で楽しく、その計算された音にとても驚きました!

自然界にある
水だとか、
葉っぱだとか、
木だとか、
石だとか、
風だとか、
全く性質の違うものを鳴らしているようなイメージ。

どんな音が鳴るかわからないものを、
永田さんはひとつひとつ拾い集め、
それらの音に息を吹き込んで絶妙なハーモニーをつくります。

その不思議な組み合わせの音色がとても心地よく、興味深く、
無意識に暗闇の中でノリノリになってしまった場面も、、!

たくさんの音が鳴るときは、
いろいろな考えが次々に浮かんでは巡り巡っていく。

そしてシンプルな音に集約された時、
わたしの思考もシンプルで研ぎ澄まされていく。
音色やリズムに自分の心が揺さぶられ、動かされていく感覚です。
暗闇での47分の演奏がとても短く感じました。

個人的には、永田さんの演奏にも感銘を受けたのですが、
クラシックをしていた彼女が最終的にこの波紋音という不思議な楽器に
辿り着いたというストーリーがとても興味深く、
その道のりが音にのって表れているような気がしたのです。
またこのような機会があれば聴いてみたいです。

http://bfrec.com/tatamistudio/

文:松村(インターンシップ)