2011年3月26日土曜日

20110326 クラヤミノtonesのレビュー


お日様の加減は春ですが、まだ少し肌寒い日に今回のクラヤミノtonesは開催されました。
晴天ということで、暗闇にはあんまりよろしくない天候ですが
お日様が陰った頃から受付がはじまり、お客様に入場していただきました。
(写真は超貴重写真、クラヤミノtones準備風景)

入場はスタッフがお客様に目をつぶってもらって会場に誘導します
目をつぶって会場までの道のりを歩いてもらうことで
本番の暗闇の中での動作の練習にもなります。
ここで注意すべきは
1、手はピンと伸ばさず、すこし指を折り曲げる
2、足はすり足にする
3、壁を軽く叩くことで自分の存在を人に示す
です。

参加者が揃ったところで本編の開始です。
皆さん靴を脱いでリラックスした状態で始まります。
今回は、まだ余震の可能性がある状況なので
薄明かりの中でワークがはじまりました。

まずは呼吸。
講師であるウィリアムさんがゆっくりと呼吸のやり方を見せてくれます。
それに対して参加者はそれを頭で理解するというより真似をします
しっかり吐いて、しっかり吸う、そして、吐く前にお腹にためる。
これは内蔵のストレッチにもなります。

呼吸とウィリアムさんのコメントが相互にリズム感のようなものを醸し出します。

次にその呼吸を使って声を出します。
まずは口を脱力して開けた状態から小さい音を出すことから始まり
胸、口、鼻、をそれぞれ響かせるワークにうつり、
最後に身体を大きなスピーカーに例えて体全体で声を出します。
出す声はクラヤミノtones定番のo-e-i発声です。
全員がスピーカーになった時には早速音の衝突によって
ぴー、という倍音が聞こえてきました。

発声を充分にしてからホーメー(ホーミー)のレクチャーを聴き、
実際に真似をしてやってみた後に(難しかった)
会場を真っ暗にして『声を束ね』ていきました。

完全暗室になると人の顔も、自分の身体すらもまったく見えなくなります。
初め10分がo-e-iを全員で合わせていう。
次の10分が自由に声を出す。
最後の10分が再びo-e-iを全員で合わせていいました。
従来はこの10分を20分づつくらいやるので
少し短いような気もしましたが、
8人の音が束ねらたときの1人1人の豊かさを残しつつ
1つの音になった感じは今回も素敵でした。
また、『束ねる』ということにも通じますが
途中の10分間に制約をつけることによって
最後の10分間の束ねられた音が深みがましていたような感じがしました。

あっというまに30分がすぎ、
最後は明るくしながらリフレクションをしました。
ある人は普段よりも明るい時間が長かったことに触れました。
また、ある人は震災のニュースを見続けていたことで視覚情報に疲れていたという人もいました。
最後は一人のお客様が泣き出しました。
明るくなるのに抵抗をもたれていたようでしたが
参加されていたお友達、他の参加者も温かく見守る中で
段々と灯りになれていただきました。

終了後におうかがいしたところでは
そのお客様は暗いところでしか寝れない性質の方ですが、
震災時に避難したホテルで煌煌とついた電気の中で寝ることを強いられ
その体験が今回の灯りがつく体験にフィードバックしたということでした。
また、もともと三半規管が弱く、めまい持ちだったということでした。
涙を流された方は来た時以上にハツラツと帰られていきました。

私も含めてですが、今回の震災は被災地の方だけでなく
いろんな人を傷つけていると改めて認識させられました。
その中でも怯えず、萎縮せず、普段通りでいる大切さということも感じました。

写真は打上げ会場でのごはん。
スタジオの近くですがめちゃくちゃ量が多いのが魅力。
是非、tones参加後にお立ち寄り下さい。
大味(タイミー)という中華料理屋さんです。



(ファシリテーター・渡辺タケシ)
p.s.クラヤミノtonesの音源は下記youtubeで視聴もできます。

2010年11月21日日曜日

201001121 クラヤミノtonesレビュー

11月21日(日)クラヤミノtones(トーンズ)「声の森を創る」@UPLINK
終了しました。
大勢のお客さんに来ていただき、本当にありがとうございます。

今回はテーマを秋、そして、紅葉にフォーカスしました。
葉っぱの色が一枚一枚、似ていても違う様子、
葉っぱが紅葉していく様子、
葉っぱが落ちていく様子、
そして、落ち葉が広がる空間を探索する様子、
そういった環境をクラヤミの中で創っていきました。

一人一人の声が重なってできる音には
声を出している状態では興奮を
声を出さず、聞いている状態では驚愕をしました。

何気なく使っている言葉、声ですが、
まっくらの中で一人一人の声を丁寧に聞いてみるワークでは
それぞれの声が本当に個性的でとても美しかったです。
さらにそれを重ねていくワークでは
アンプも楽器も、照明すらも完全にない状態で
完璧な音楽ができていいたと思います。

まったく見えない中での作業ですので
(本当に自分の手のひらすらも見えません)
具体的に描くのも難がありますが、
興味を持たれた方はご連絡くださいな。

次回は12月18日、蕨のタタミスタジオです。
ハンモックを使ったクラヤミノtones(トーンズ)になります。
年内最後のtones(トーンズ)ですので
是非、ご参加ください。
こちらまで
お名前、人数、電話番号を明記の上
懸命を「12/18 予約/「クラヤミノtones」、タタミスタジオ」
としてご連絡ください。
確認用の返信メールが届いて申し込み完了になります。
(返信には4、8時間かかる場合もあります)

あと、クラヤミノtones主宰のたむらさんの授業も
明日、青山学院大学であります!
こちらも誰でも参加できますよー
詳細はこちらまで。。。。。
ちゃんと仕事をしている私。(一列になって真っ暗闇の中に入っていきます。最初の部分です。)
終わったあとのワンドリンク。お客さんの話しと意見を交換しています。