ユニークな体験で・・・・
BF.REC(ビーエフレック)では、 「五感を意識して遮断および刺激する体験」 「脳に新鮮な刺激を与える体験」をコンセプトにした Unique experience(ユニークな体験)なワークショップを開発しています。
2025年11月21日金曜日
ポコペン舞子 25周年企画 『いちど会おう』レビュー
25周年企画
2025年11月8日土曜日
北村明子 Xstream project 2『THE LONG STRONG HAPPY DEATH』レビュー
Xstream project 2
THE LONG
STRONG HAPPY
DEATH
構成・演出・振付・出演:北村明子
2025年11月1日(土)~11月3日(月・祝)
会場:シアタートラム
タタミスタジオのタムラです。今回、北村明子作品の中でも特に感銘を受けましたので、勝手にレビュー致しますので、ご興味がある方はお読み頂ければ幸いです。
『THE LONG STRONG HAPPY DEATH』ー 何度でもやってくるカタルシスとクライマックス
この作品は単なるダンス作品ではなく、「記憶」と「死」が交錯する無意識の風景を、身体を媒介として可視化する実験的な儀式のように感じられた。舞台上の身体は、生と死の境界を往還しながら、失われたものの「残響」として動き、その姿は「個人的無意識」と「集合的無意識」の間を漂うアーキタイプのようであり、観客はおのずと自らの深層心理を投影せずにはいられないだろう。
作品全体に流れるのは、「死」を終焉ではなく変容のプロセスとして捉える姿勢を感じ、タイトルに含まれる“Happy Death”は、勝手に解釈するとタナトス(死の欲動)としての破壊ではなく再生の契機として受け止める心理的成熟を象徴していると感じられた。また武闘的な動きの中で、身体は何度も「崩壊」し、再び何度も「生成」される。これはまるで、“繰り返し衝動(repetition compulsion)”が昇華へと変わる瞬間を思わせる。
照明の明滅や音響の変化は、記憶の断片化を象徴しているように見え、美しい轟音と暗闇の中で浮かび上がる身体は、忘却と想起のはざまで揺らぐ記憶のイメージそのものに感じ、観客は自らの内に眠る喪失の記憶を、身体への振動として追体験させられる。観る者の心は、舞台上の身体に“投影”され、他者の死を通して自己の「生の意味」を問い直す様に設計されたのかもしれない。
北村作品の通底するテーマとして「身体が語る無意識」というダンスとしての核心があると感じている。それは言語化される前の情動、あるいは記憶の前駆的断片等、舞台が進行すると、それらが身体の震え、息づかい、重力への抵抗感として目に見えるものと変化していく、それと共に本作品の凄さは、音響と身体性との一体感だろう。抑圧された感情が何度も浄化されていき、わかりやすくカタルシスのプロセスを目の当たりにしたところだと感じている。
そして最後に感じられたのは、「死」への恐怖の昇華ではない、おそらく観客に残るのは、恐れではなく、静謐で透明な感情による”幸福な死”という逆説的な言葉が意味する生の深度への覚醒だと思わせたところだ。ぜひ北村作品を体感して頂きたい。
2025年10月26日日曜日
ご参加ありがとうございました。2025年10月21日(火) イギリスから来日公演 『即興演奏と空中舞踏』デイヴィッド・トゥープ & アニア・プセニツニコワ

2025年9月12日金曜日
□ポコペン舞子 25周年企画 『いちど会おう』
2025年9月2日火曜日
満員となりました。2025年10月21日(火) イギリスから来日公演 『即興演奏と空中舞踏』デイヴィッド・トゥープ & アニア・プセニツニコワ
満員となりました。
Moreskinsound (20名限定)
これまでロンドン国立美術館、プラハ、バーゼルなどヨーロッパ各地で公演を行ってきました。「インアクション」と称される非公開のイベントでは、オーストラリア・コーンウォール、ノルウェー、タイ・クラビのコウモリの洞窟、エストニアの古代の静寂に包まれたヴィル泥炭湿原などで録音を試みて映像化しています。
本公演では、天井高5mのエアリアル・シルク・スタジオで、プセニツニコワの空中舞踏とトゥープの即興演奏が披露されます。オープニングアクトとしてOsoyoos(キャル・ライアル+町田良夫)が演奏します。
■アニア・プセニツニコワ/ビジュアル・パフォーマンス・アーティスト、キュレーター。エストニア生まれ。フラヴィア・ギサルベルティ、若松萌乃、岩名正樹、吉本大輔と共に、各地を巡り舞踏を学ぶ。1996年から独学で音楽を学び、2011年からは空中舞踏家として活動。2015年から現在まで、ダーシャ・アパコンチッチと共同で4カ国で7つの展覧会を共同キュレーションし、検閲現象を探求するとともに、「Party of the Dead」プロジェクトやエストニアのエコロジカル・フェスティバル「Grow and Decay」など、パフォーマンスやイベントに参加。彼らの展覧会「One Can Not Be Too Careful, Feminist Edition」は、2018年のブライトン・フリンジ・フェスティバルで最優秀ビジュアルアート賞にノミネートされる。
https://www.moreskinsound.com
https://instagram.com/moreskinsound
キャル・ライアル(ギター、バンジョー)と町田良夫(スティールパン、Perc)のDuo。伝統音楽の技法を取り入れた、瞑想的で有機的な即興演奏。
”この音楽は美しくシンプルでありながら、複雑に絡み合っています。” – The Wire
https://vlzprodukt.bandcamp.com/album/satellite-rides-night-lies
2025年8月29日金曜日
2025年7月26日 隅田川花火大会 DoNcHY.(どんち)先生デモパフォーマンス映像公開中











