暗闇でどんな心境になるか体験してみたいと思って参加しましたが
予想以上に全く暗闇に眼が慣れるということがなく、驚きました。
見えないと言っても声に特徴があるため、誰が話しているかということは検討がつきますし、
始めの方は見えないことで人をいつもよりも敏感に意識している自分がいましたが、
声を出し始めたら、今度は声を出すことに簡単に入り込むことが出来て、
いつの間にか他の人を意識する部分どこかに飛んでいき、
つっかえのようなものが取れて思い切り声が出せました。
ここまでは予想していましたが、その後、自分の響きに意識を向けつつ、
人の響きを共鳴させていく段階では、
始めはあんなに敏感に声を気にしていたのに、自分も声は出しつつ、
人の声との共鳴を楽しんでいる自分に不思議な感覚がしました。
結局つっかえのように感じていたものは、
きっかけさえあれば思いがけず簡単に取れるもので、
一度そのつっかえが取れてしまえばネガティブに感じていた敏感さも、
心地良い響を得る感覚へと変わっていったのでした。
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