2025/12/28(日) 終了しました。
「第4回Moving croquis ムービングクロッキーの会」レビュー
「Moving croquis」は、静止した身体を写し取るためのクロッキーという行為を、時間と運動のなかへ解き放つ試みである。第4回となりエアリアルシルクダンサーによる床から切り離された身体が描く“宙の線”は、描き手の視覚と身体感覚を強く揺さぶった。
特に印象的だったのは、エアリアル特有の「上下方向の運動」が、クロッキーに新たな緊張をもたらしていた点だ。床に立つ身体では前提となっていた重心や安定が常に裏切られ、線は宙吊りの不確かさを帯びる。結果として描かれた線は、形を説明するためのものというより、身体が“そこにあった痕跡”として立ち上がっていた。
タタミスタジオ浅草 タムラ



0 件のコメント:
コメントを投稿