2011年12月5日月曜日

夫婦は別々に寝た方が良い?

                                   ストレスをためないことを優先しましょう!


ストレスをためないことを優先しましょう!
パラマウントベッドの調査によれば、別寝室で眠っている夫婦は20代では約10%。30代では約17%。

さらに40代、50代と年代があがるごとに別室派は増えますが、やはり「夫婦は同じ寝室で眠るのが当たり前」という感覚が根強いことがうかがえます。

ところが、イギリスのニュースサイト『Mail Online』によれば、夫婦で一緒に眠ると心身に悪影響を及ぼし、離婚のリスクも高まるとのだそうです。

結婚生活を幸せで長続きさせる秘訣はベッドを分けることかもしれません。

ベッドの占領や寝相をめぐる喧嘩を防げるだけでなく、適切な休息をとることができるからです。

ベッドを分けると、健康と夫婦関係の両方に大きな影響を与えます。というのも、貧弱な睡眠は脳卒中や心臓病、そして離婚のリスクを高めるのです。

イギリス・サリー大学の睡眠コンサルタントは以下のように述べています。
「貧弱な睡眠は肉体面・精神面・感情面での健康に悪影響を及ぼします。貧弱な睡眠には何もいいことがありません。

一緒に寝てよく眠れているなら、変える必要はありません。しかし、もしそうでないのなら、睡眠環境を変えることをおそれてはなりません」
もし妻か夫がいびきをかくならば、ツインベッドもふさわしくありません。寝室を別にするべきです。

スタンレー博士は、ダブルベッドでよく眠れなかったので、妻と寝室を分かつという方法を自ら実践しました。

スタンレー博士いわく、夫婦でベッドをともにするのは18世紀の産業革命以降のことだそうです。つまり、人々が町に移り住み、居住スペースが狭くなったことから夫婦で一緒に眠る習慣が始まりました。

それ以前のビクトリア王朝時代には、夫婦で別々に眠ることは珍しくなかったのです。
「現在の標準的な大人用のベッドは、ただでさえ子ども用ベッドよりも相対的に狭いのです。これを睡眠中に音をたてたり、パンチやキックを繰り出したり、突然起きてトイレに行ったりする人と共有して、はたしてぐっすり眠れるでしょうか?

貧弱な睡眠は、うつ病、心臓病、脳卒中や呼吸困難のリスクを高めるだけでなく、離婚や自殺につながるような行動をも増やします」
夫婦が一緒に寝ている場合に、夫か妻かどちらかが動けば、50%の確率で他方もポジションを変えるそうです。つまり、それだけ眠りが浅くなってしまいます。

イギリスでも、別々の寝室で眠る夫婦は年齢が高くなるほど増えます。結婚生活が長くなるほど、関係が安定するからかもしれません。

さらに、スタンレー博士は、誰かのそばで眠るほうが心地いいというのは理にかなわないとも主張しています。
「睡眠とは本来自分勝手なものです。眠っている間にパートナーがそばにいるほうが気持ちいいと主張する人もいますが、感じるためには起きていなくてはなりません」
いかがでしたか? 「夫婦で別室で寝ている」と言えば、周囲の人から「何か問題でもあったの?」と心配されそうですが、ぐっすり健康的に眠るためには夫婦が別々に眠るほうが好ましいのです。

また、ぐっすり眠ることでメンタルも安定して、イライラから発生する夫婦喧嘩も防ぐこともできるので、別寝室は夫婦円満につながるといえます。

いつも睡眠不足で体調が思わしくなかったり、気分が不安定でキレやすい状態になっていたりする人は、ぜひ夫婦で別々に眠ってみてくださいね!

(中田綾美/Menjoy!

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