2018年6月26日火曜日

思ったより体感型美術館だった。

撮影禁止が判らなくて撮ってしまった美術館エントランス天井

6月末に親しい方の息子さんが務めている美術館で、その方に薦められて
ブリジット・ライリーの企画展でもあったので、行ってみました、
行ってハマりました。

DIC川村記念美術館は以前から気になっていたものの、
千葉という立地から都心から遠いイメージがあり、なかなか行けずじまいでした。
特に行き方のおすすめは高速バスで、
時間帯は限られますが、東京駅発着の高速バスを使うと直接美術館に平日ですと
約50分で到着するのが、とても便利でストレスフリーです。

伺う以前は個人的に勝手なイメージで古典的なお堅い美術館と思いきや、
(確かにマナーの点や写真撮影禁止など堅い美術館ですが)
行ってみると庭園と美術館が一体化していて、
金沢21世紀美術館とは違った意味で体感的な美術館でした。
もちろんデジタルアートやモーションキャプチャーがあるわけではないのですが
特にマーク・ロスコの部屋など、廊下の導入から部屋の照明の照度に至るまで、
単に絵をみせるというより、部屋全体を体感させるにふさわしい演出が施されていると
感じました。またそう感じさせる展示がいくつかありました。

どの部屋も広々として、ゆったり鑑賞ができます。
隠れてたところに、お茶室があり、そこからの景色がおすすめなので、
探してみて下さい。

とても体感的で、人が少ない日はある意味、瞑想的な美術館だと思います。
またお伺いいたします。

8月にはブリジット・ライリーの絵画の前でガムラン・コンサートがあるようです。
ブリジット・ライリーは感覚が揺さぶられる作品です。
ライリーを観た後の庭園の風景との対比が感覚的に面白く感じられました。

タタミスタジオでは会期2018年4月14日(土)-8月26日(日)まで
『ゆらぎ ブリジット・ライリーの絵画』の割引チケットの用意がありますので、
受付に一声おかけください。
https://bfrec.com/tatamistudio/






2018年6月20日水曜日

地震があっても、すぐに避難するわけではありません‼


少し日にちが経ってしまいましたが、大阪北部で発生した地震で被災された方々に
心よりお見舞い申し上げるとともに、亡くなられた方やそのご家族にはお悔やみを申し上げます。

もし、当タタミスタジオで大きな地震になった場合の心得と
避難経路を示しておきますので、ご参加される方は目を通しておいて下さい。

・まず、地震が発生したら受付やインストラクターの指示に従って下さい
スタジオ蕨は広々としてあまり物が置いておりませんが、棚の上の物等、思わぬ物が飛んでくる恐れがありますので、トイレ・更衣室か、入口側に移動をお願い致します。
スタジオ浅草は窓側が大きいので、万が一の破損に備えて、壁際かトイレ・更衣室に移動をお願い致します。

※地震があっても、すぐに避難するわけではありません。
火災がない限り自分の家(スタジオ)が危険でなければ、
そこにとどまる方が安全です。
状況に応じて、冷静に行動しましょう。
(尚、スタジオはオール電化なので火元がありません)
火の手が迫ったり、家が倒壊する恐れがある場合には、
それぞれ町会ごとに定められた避難所などに避難します。
避難の方法は次のとおりです。
(1) 自宅・スタジオ(被災現場)から一時集合場所に集まる。
(2) 自宅(スタジオ)が安全な場合は自宅(スタジオ)に戻ります。
(3) 一時集合場所から被災状況により避難所または避難場所へ避難する。
(4) 避難所が延焼火災等の場合は避難場所へ避難する。
(5) 災害が沈静化した後は、区が指示する避難所へ避難する。

避難の流れの図

浅草の帰宅困難者対応としては、産業貿易センター台東区民会館へ誘導を致します。
氾濫の恐れがあるので、決して隅田川の方には向かわないでください。

浅草観光時の災害緊急避難MAP
http://e-asakusa.jp/information/3712

蕨の場合は、スペース的に余裕がありますので、余程の事がない限り、
スタジオからは移動しない方が良いと思っています。
万が一の場合は芝南公民館へ誘導を致します。

芝南公民館
https://www.city.kawaguchi.lg.jp/soshiki/04010/020/8/19/kotsukikan/19985.html
https://www.city.kawaguchi.lg.jp/soshiki/04010/020/8/19/index.html

以上、最近地震が多発しておりますので、
常に心の準備をして頂ければ幸いと思います。
                   
                              タタミスタジオ


2018年6月4日月曜日

日本酒という体験

いつもお世話になっている横内酒店の創業50周年記念イベント
「ふれあい大試飲会」が2018年6月3日に行われました。

 長野のお酒を中心に15蔵が集結し、150名以上が集まり
盛り上がりを見せました。

ここで飲める純米酒・純米吟醸の市場は復活ではなく
新市場として成長している!

 清酒(つまり日本酒)全体は縮小傾向なのは知っての通りですが、
その中で市場は二分されております。

製造工程でアルコール添加(アル添)をしている一般種・本醸造、
そして米のみから作った純米酒(純米酒、純米吟醸、吟醸)、
この2つで分けて考えると混じりっけのある酒である一般種・本醸造は
衰退しつつ一方で純米酒は4.9%の成長、
特に純米吟醸は7.9%も成長しています。

市場規模自体は小さいものの、
8%は低成長社会の日本においては立派な成長率です
(参考:ネット広告市場の成長率は10-15%,新聞広告は-5%,ラジオ広告は-10%)。
 全国には1.5万銘柄の日本酒があると言われています。
しかし出会えるのは僅かな銘柄しかありません。
その中で自分に合う美味しい日本酒に
めぐり合うのは、この国とこの時代に生まれた
幸せなのかもしれません。

 写真は南陽醸造株式会社

ただ酔うために飲むのではなく
味わうため、もしくは自分の感覚を探るような
飲み方を当スタジオでは推奨しています。
また、いつまでもおいしく飲めるために
心と身体の健康バランスが重要と
考えて様々なワークショップを提供しています。