映画『ハリー・ポッター』シリーズで主役を演じた俳優ダニエル・ラドクリフが、共演者の女優エマ・ワトソンや俳優ルパート・グリントなど子役からスタートした俳優が道を踏み外さず成長できた経緯を語った。
一部の子役出身スターは成長し、薬物依存症や精神病院に入所してしまうなど、なんらかのトラブルを犯してしまう俳優が多いのがハリウッドの現実だ。しかし、彼ら3人は子役の頃から11年間も活躍してきたのにも関わらず目立ったゴシップはなく、賢く、礼儀正しく、プロフェッショナルに自分の仕事とプライベートな生活のバランスを取り、パーティー好きなセレブのようなライフスタイルにはならなかった。
そしてその理由をダニエルが、「アメリカでは、子役でもまずは仕事をする俳優として扱われて、その次に普通の子供として扱われるんだよ。でも、イギリスでは、どんな現場でもまず本当に子供として扱われて、そして2番目に俳優として扱われるんだよ。実際に、僕も現場では俳優として扱われてなかったよ。映画のセットでも子供として扱われていたし、だれも12歳で本当の俳優だなんていないでしょう。だからイギリスとハリウッドでは全く環境が違うんだよ! 次の世代の子役たちが自分をしっかり持って正しい道で歩んでいってほしい」と情報サイト「ハフポスト・エンターテーメント」に語った。
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